医療系の学校

東京医薬専門学校

登録販売者

 
2006年より薬事法の改正によって「ドラッグストア」での薬の販売には薬剤師だけではなくて、「登録販売者」の資格を持つ人にも「一般用医薬品」の販売が認可されるようになりました。
この一般用医薬品とは、医師の処方箋を必要としない医薬品の事で、所謂「市販薬」という商品の販売という事になります。
この資格を得る為には都道府県知事の行う試験に合格をする必要があるという事です。
そして試験に合格をするだけでは認可を受ける事はできないようで、一定の期間の実務経験を必要とされるようです。
現在のドラッグストアにおいて処方箋薬局となっている場合や「第一類医薬品」の販売には薬剤師の情報提供が義務付けられているために登録販売者はこの種類の薬を販売する事は出来ません。
それでもドラッグストアの現状としては、一般用医薬品の内訳としては95%以上が第二類や第三類の医薬品であるという事です。

資格保持数と人気

 
規制の緩和によって、ドラッグストアでは薬剤師を大量に雇用しなくても、数名の薬剤師と登録販売者とでストアを運営して行けるという事で、人件費の削減の意味からも歓迎すべき法改正でもあるようです。
そんな状況下の中、現在登録販売者の総数は10万人を超しているようで、その資格の人気度が分かります。
この資格試験の難易度は各都道府県によってまちまちであるようで、それなりの学習を必要とされる試験のようです。
それならば資格取得の為の学習には専門学校で学ぶ方が、合格への近道であると思います。
「東京医薬専門学校」では、試験合格率100%を誇っているようです。
「薬業科登録販売者コース」という2年制のコースがあり、「働きながら学ぶ」というスタンスで最初の1年間は学習とデュアル実習の2本立てで、2年目は実習と研修をこなしながら試験合格への学習に励み、そして就職となります。

学校の魅力

 
この学校の魅力は、1年目で行う「デュアル実習」にあると言えるでしょう。
登録者販売者の受験資格は前述の通り、実務経験が条件となっているので、その資格を得る為に実習を行っています。
週3日現場で実習を兼ねて働き、あとの2日を実践で学んだ事を授業で疑問点の質問が出来るという事で、実務で覚えた事を知識として蓄えて行けるというメリットは大きいです。
反対に授業で学んだ事を職場で実践に使えるという事も言えます。
現場で実習として働いた時間は実際に収入となるので、学びながら同時に仕事をしているという事になります。
これはとても魅力的なシステムでしょう。
収入を得られるという事で、専門学校の授業料として分割納入が可能となります。
学費で悩む事無く学べる環境が出来るという事になるので、自分の力で資格を取得できるという事は大きな魅力であると思います。
実習は受験資格を得る為だけではなく、収入を得られ授業料とする事が出来るし、実習によって直ぐにでもドラッグストアで働けるという即戦力も身に付ける事が出来るという事で、「一石三鳥」という事になるでしょう。
デュアル実習のお店は学校が紹介をしてくれるのですが、資格取得後の就職は、このデュアルのお店がそのまま就職先となる事が多いそうです。