医療系の学校

昭和医療技術専門学校

臨床検査技師

医師が治療法を決定する上で患者さんの体の状態を的確に知る必要がありますが、その為の有力な情報を与える職業の1つが「臨床検査技師」です。
主には血液検査や顕微鏡などを使用して病理標本を観察する検査や、心電図検査等の専用の機器を使用する検査等を行う職業であるようです。
いずれの場合も医師の指示の元に行う検査となっています。
そんな医師にとって必要不可欠である臨床検査技師の学科に特化した学校があり、それが「昭和医療技術専門学校」です。

昭和医療技術専門学校

以外にも大学や短大、そして他の専門学校全てを見回しても、都内でこの学科に特化した教育を行っている学校は、この専門学校しかないという事で、単科の学校なので充実した教育が行われている事を期待できると思います。
生徒にとっても学校全体がただ1つの職業を目指す者同士という事、先生方にとっても1つの職業をめざす生徒ばかりである事から、お互いに一体感も生まれて仲間意識の強い学校であるようです。
また先生方もこの専門学校のOB・OGであるというので、先生と生徒との距離感が余り無いようで、それが返って良い環境となっているようです。
そんな学校で3年間をかけて学習をして行くわけですが、専門分野は勿論ですが、人としての教育にも力を入れているという事になります。
それは医療の場で求められる優れた技術者を育て、就職に有利に運べるように配慮をしているからであります。
就職に関しても大学病院や総合病院や診療所、検査センター等その需要は引き手数多であると言えるでしょう。
医療技術の発展に伴い、臨床検査も益々多忙を極めているのではないかと推測されます。
良く「検査待ち」という言葉を聞きますが、それは正しく臨床検査の結果待ちという事なのでしょう。

実戦経験

3年生になると半年間の病院実習を行い、即戦力として活躍できるだけの技術を実践で学ぶ事となるようです。
半年間の内の最後の1ヶ月は病院から検査センター等の学生の希望などを加味した施設で実習が出来るようで、この専門学校独自のシステムでの内容となっています。
学生の将来を考えているからこそのシステムなのだと思います。
アットホームな学校で国家試験には全員合格をする事をお互いに目標としていて、また全員揃って卒業をする事もお互いの目標としています。
少人数制をとっている学校だからこそ、勉強にも集中できるし仲間も出来るという事では、良い所ばかりの学校であるようです。
この学校に集まってくる学生の内1/4程の人数の人は社会人や大学生、専門学生等であるようで、その他は高校卒業後に入学する方が殆んどとなっているようですが、社会人の方達の元の職業はまちまちで、医療関係者は居ないようで、普通の企業に勤めていた方ばかりです。
社会人を経験した方や他の学校の学生であった方と、高校を卒業したばかりの学生が一緒に机を並べて学ぶ様子は、想像をすると少し不思議な感じがしますが、同じ目標を持つ同士ではそれらの相違点は全く問題がないようですので、現在社会人である方もこれから決心をして新しい夢に向かって動き出しても少しも遅いという事は無いのではないかなと思います。