福祉系の学校

保育専門学校について

保育専門学校で学ぶこととは?

保育専門学校では、保育士になるために必要なさまざまなことを学びます。
また、保育士として仕事をするためには、保育士の国家資格を取得する必要があります。
この国家資格の合格を目指すのも、専門学校で学ぶ目的のひとつです。
保育士の専門学校は、高校卒業と同等の学歴が必要になるケースが多いです。
高校からの進学で受験する人、社会人受験をする人、AO入試を利用する人など、受験方法はいろいろですが、それぞれに合わせた受験勉強が必要となります。
特に面接が実施される場合は面接の対策を立てておくのがいいでしょう。
中でも自分の長所・短所や志望動機についてはかなり深い部分まで聞かれることが多いのでしっかりと対策をしておきましょう。
保育士の専門学校では、子供とのふれあい方などといった基本的なことから、子供のかかりやすい病気や人体に影響を与える菌についてなど、専門的なことまで勉強します。
一コマの授業はだいたい80分から90分と長めなので、座学の場合は疲れてしまうこともあるかもしれませんが、目標に向かって勉強しているのであればきっと大丈夫!

専門学校で勉強

保育専門学校に掛かる学費

保育専門学校の学費については様々な料金体系があるので一概には語ることが出来ませんが、
相場としては以下のような傾向があります。

  • 指定校の2年制→200万円前後
  • 併修校の2年制→250万円前後
  • 3年制→350万円前後
  • 【夜間課程】指定校の2年制→200万円前後
  • 【夜間課程】併修校の2年制→300万円前後

志望する学校が決まっているなら必ず学費については調べておきましょう。

実際に触れ合って学ぶ

また、専門学校では学校内での授業のほかに保育実習が必ずあり、実際に保育園に行き、保育士の実習生として園児たちの保育を行います。
「実習を経験している」ということは、保育士の国家資格を取得するのに必要な条件となり、実習が済んでいない方は国家試験を受験することができません。
そのため、通信制の学校の場合も、必ず何らかの形で保育実習は行う必要があります。
専門学校では、同じ目標を持つ仲間と叱咤激励をしながら勉強していくことができますので、そういった意味でもとても有意義な場所です。
高校までは自分のやりたいと思うものでない勉強もしなければなりませんでしたが、やりたいことを学ぶのは楽しいですし、やりがいもあります。

卒業後の就職先

卒業後の就職先は基本的には保育園・保育所となるのですが、近年では保育士の需要が高まっていることを受けて、他にも様々な場所で活躍できるようになってきています。
例えば児童館、託児所、病院の保育所やデパートの託児施設などです。
また、働く女性が増加したことから、保育施設も完備した企業も最近は珍しくなく、そこの保育施設で働く保育士もいます。
このように一口に保育士といっても様々な働き場所があるので、自分がどのようにして働いていきたいかをよく考えることが大切です。
自分が長く働いていける職場を見つけるためには、入念な情報収集も大切です。
おすすめは、大手の保育士専門求人サイトを利用することです。
多くの求人サイトでは、希望する地域や条件から職場を探すことができるので、効率よく職場を探すことができます。
現在保育士は全国的に不足気味であるといわれており、求人を募集しているところが非常に多いです。

園内の雰囲気や雇用条件など、すべての希望を満たす保育園を探すというのは難しいかもしれませんが、しっかりと情報を集めれば、きっと自分に合った職場を見つけることができるでしょう。